本人目線の、アダルトチルドレンの成長と回復 How did I recover from adult children scientifically

AC(アダルトチルドレン)の私が、自助グループで話しているようなこと(そのまま同じじゃないです)を、お伝えします。

第41回 セルフネグレクト

このところ仕事が忙しくて、ブログに触れることがまったくありませんでした。
自助グループにはかろうじて顔を出している程度の参加しかできず、あんまりよろしくない状態です。

そんな日々を送っているので、仕事を終えて自宅に帰って来ると完全に電池が切れて、少しのことでも動くのが億劫になります。

というと仕事を頑張っているみたいですが、そんなでもありません。疲れ切って日々を送っているので、ぜんぜん効率的な動きができないのです。なにをするに付けてもやたら手間取るし、勘違いも多いし、とても効率が悪くなって、それを長時間労働で補って、みたいな悪循環が起こっています。

ところでそんなことを書こうとしたわけじゃなくて、タイトルの通りセルフネグレクトってのをしてるなと思ったのでそれを書いてみます。

わたしは、傍目にはすごくきちんとした人らしいのですが、ものすごく部屋が汚いです。ぜんぜん掃除ができません。エネルギーが無いんです。もう何年も。

出来ていたこともあったんですが、出来ない状態がもう十年以上続いています。引っ越すとか、よほどのことがないと、エネルギーが掃除に向かいません。だから部屋の中がゴミためみたいになっています。そんなふうに、自分の身の回りの世話が出来ない状態を、セルフネグレクトと言うそうです。

まさしく、わたしが子供の頃にされていたのはネグレクトでした。小学校に上がる前に一人部屋をあたえられたものの、掃除とかもまったくしてくれなかったし、そもそも家中が汚くて、わたしも掃除するとかいうことを教えてもらっていなかったし、使っていた布団も綿がつぶれたもので、しかも毎晩姉たちにいじめられて泣かされたわたしの涙で湿気ていながら、外に干されることも無かったし、布団を干すなんて事は小さくて知らなかったし、あるいは伸長や体力が無くて布団を運んだり物干しに干すなんて事は困難だったわけで、結果的にほこりが2センチも積もった部屋で湿気てカビが生えそうな布団のなかで何年間も生活していたわけです。そういうのと似たような状態で今も暮らしています。

部屋は心の鏡、みたいなことを言われることもありますが、実際わたしの頭の中はつまらないゴシップに反応して、まったく興味がない、読んで十秒後には忘れるような芸能ネタばかりを延々読み続けたりしてしまって、それで頭も心も疲れるし時間も費やされています。でもいっぽうで、まともな本を読むと感心するし、楽しいのだけれども、そっちに自分の時間とエネルギーを注げず、部屋同様、頭の中もとっちらかった状態に、自らしてしてまっています。

ジャンクフードばっかり食べた摂食障害の状態と似ている、精神的なジャンクフードばっかり食べているなと、以前から思っていたのだけれども、それはたぶんネグレクトされて育った影響からいまだ抜け出せていないからなのかもしれないな、と思っているところです。

それでもエネルギーがもっとあったときはむりやり自分を動かして掃除できてたんだけど、年齢的にだんだんと衰えて若いときよりもエネルギーは減っていることもあるし、完治させられなかった古傷が痛み続けていて歳とともにだんだん痛みが増してきてそれに負けちゃう、みたいな感じで、とっ散らかった部屋と精神なんてので、セルフネグレクトをしちゃっている自分を、認めて見つめて、言葉にしてみた次第です。

欠点を認め、受け入れ、手離して、変われますように。