本人目線の、アダルトチルドレンの成長と回復 How did I recover from adult children scientifically

AC(アダルトチルドレン)の私が、自助グループで話しているようなこと(そのまま同じじゃないです)を、お伝えします。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

第21回 ACと依存症と欠陥住宅

ACの問題って複雑でどうやったらわかりやすく伝えられるんだろうと結構長く思っていたのですが、前回の記事を書いている時に「欠陥住宅」の例えがうまくはまることに気付きました。 正直、ACを欠陥住宅に例えるってのは、わたしにとってもそうですが、また…

第20回 回復したくない気持ち

回復するのが億劫な気持ちというのはすごく強いです。 変わりたくない、という気持ちもすごく強く表れます。 私は毎朝、自助グループの本を数ページ読んでからその日を始めることを習慣にしていますが、身につくまでものすごく時間がかかりました。 毎朝、忘…

第19回 虐待に対する社会的な無関心を嘆いても問題は解決しないので社会にあまり期待せずお互い頑張りましょう!

第18回の記事を書いていて気付いたのですが、自分がACであるという自覚、おかしな家庭で育っているという事実を認識することが、回復以前に必要です。当たり前なんですけど。 私はたまたま中学に上がる頃、図書館で読んだ心理学の本からACの知識を得まし…

第18回 若いうちに回復するに越したことはない

これは、身も蓋もない事実です。タイトルの通りですが、若いうちから回復に手を付けるに越したことはありません。 ACの回復の本にはこういう基本的な事実が書いてなかったりします。 「回復に取り組むのに遅すぎるってことはない」ということは書いてあっ…

第17回 「イノセントな子ども時代」や「甘酸っぱい青春」はほとんどないけれども生きてます。

私にはイノセントな子ども時代というものはありません。 あるいは、純粋に[死にたがっていた」のがイノセントさと言えなくもありませんが、そんなふうにいってもあまり意味はないでしょう。「イノセント」には、「何に思い悩むこともない幸福な子ども時代」…

第16回 身体感覚の回復

「本当の自分の姿を取り戻しましょう」とか「抑え込んでいた感情を取り戻す」とかいうことは、ACの回復について書かれたどの本に書いてあると思います。 でも、ACは感情だけではなくて身体感覚もかなり無視していると思います。感情と身体感覚ってかなり重…